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今日もニュースでは日本の震災後の状況を詳しく報道している。 電力不足で電車がほとんど動かないとか、計画停電で日本の経済はこの先どうなってしまうのだろう。しかし、いままで水や食料やガソリンなどあって当たり前だったのが地震後は何もかも不足して節約の意識が急激にひろがっているようだ。一度原点に帰って、日本人全体で豊かさの恩恵を反省し、無駄を省き、物を大切にする心を取り戻すいい機会ではないだろうか。 |
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８：００起床。いつも通りラジオ体操をして一階レストランで朝食。 今日も予約しておいたがシーサイド席に座れなかった。 |
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 Kaimana Beach Hotekニューオータニ |
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今日の予定は旅行最後の観光、ダイヤモンドヘッド登山に行く。
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ホテル裏のカピオラニ公園横のバス停から２２番バスに乗る。 |
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ダイアモンドヘッド登山口で下車。 降りる際に運転手にトランスファープリーズと告げ帰りのバス用乗換え切符をもらう。 バス停から向こうにそびえるダイヤモンドヘッドを目指して歩き始める。 |
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ダイヤモンドヘッド登山道入口の駐車場脇にあるチケット売場で入山料を支払い登山道に入る。
つづら折の山道を青い目の老若男女の列の後ろについてひたすら登って行く。３０分位登ったところで長い石階段の下に出る。 |
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長い石階段を上りきると、その先には岩をくり抜いたトンネルがあり、トンネルを抜けたところは、壕になっていて、戦時中この場所は軍事施設だったのがわかる。狭い壕を抜け回り込むとやっとダイアモンドヘッドの頂上に出る。
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| とても狭い ダイヤモンドヘッド頂上展望台 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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頂上の展望台からはワイキキ方面～ココヘッド方面が360°にひろがりとても雄大な眺めだ。
左下には、さっきのバス停留所のあるカピオラニパークとホテルのあるビーチが見える。 |
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ダイヤモンドヘッドの頂上はとても狭く、あとから後から登ってくる人でゆっくり眺めていられない。順番に写真撮影や眺めた後は入れ替って下山する。
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| ワイキキと反対側の海も透き通るように碧くとてもきれい。 帰り道もまた行列を作って同じ道を下っていく。 |
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バス停に戻りしばらく待って帰りは２４番バスに乗る。 来た時と違ったルートを走るバスで、今度の旅行の始め3月1日ハワイに来た時泊まったヒルトンホテルの前にさしかかったのでそこで降りる。 わずか１０日ばかり前だが、あの時はまだ震災もなく、何か懐かしい通りだ。 |
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ヒルトンホテル前からワイキキ海岸に出ると広場でフラダンスが行われていて沈みかけた夕陽とあいまって絵になる風景。ハワイ最後のフラダンスをしばらく見させてもらう。 明日はいよいよ帰国の日、日本は今どうなっているのだろうか。ホテルに戻り荷造りしながら考える。 今日の歩行数 11942歩 |
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| テレビでは地震の状況を毎日伝え続けている。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
６：００起床 テレビを見ながら帰りの荷物整理。 朝のニュースでは死者行方不明者15000人を越えると言っている。地震直後は千数百人と言っていたのに毎日毎日その数が増え続けていて、どのくらいまでか想像出来ない。どちらにしても未曾有で甚大な被害が起きているのは間違いない。 今夜帰国するのだが、日本はどんな状態なのか夜羽田について交通機関はどうなっているのか、いろいろ考えてしまう。 |
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フロントでホノルルから羽田便のフライトは予定通りなのか確認してもらう。一応予定通りの飛行と聞き少しほっとする。 飛行機はホノルル空港発、夕方の１８：１５分。ホテルの好意で１５時まで部屋に居させてもらえる。お昼に近くのABCマートでハワイスパムおむすびを買ってくる。初めて食べるおむすびだったがとても美味しく病みつきになりそう。ハワイでも人気名ファーストフードだそうだ。 |
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午後３時まではほとんどテレビのニュースを見て過ごす。 １４時半、フロントにシャトルバスを３時に手配をお願いしていたので、部屋を出る時は、アメリカ旅行も終わりだと思うと少しさみしく心残りだった。 チェックアウトした後、入口の椅子に掛けてバスの到着を待つ。 間もなくシャトルバスが到着。空港への道路は大変な渋滞で１時間くらいかかってやっと到着する。 チップ込み２０㌦支払い。 帰りの便はANA NH1061便。 搭乗ゲートは日本人ばかりで地震の最中にもかかわらず沢山の人だ。皆日本で起こっていることにあえて無関心のように振舞っている。 旅行最後の飛行機に搭乗する。 乗ってすぐに新聞をもらって目を通す。 東北の惨状が伝わってくる。 飛行機は予定時間より少し遅れて離陸して来る時は７時間だったが、帰りは９時間の飛行時間でハワイは思ったより遠い。 帰りも２人席だった。 |
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羽田空港へ22：30の予定時刻より少し遅れて到着。 ニュースでも少し耳に入っていたが夜遅い時間とはいえ余りの静けさにびっくりした。 飛行場も東京の町も節電の為なのか灯が消えたようで異様な様子だったが無事帰って来たがこの先日本はどうなっていくのか初めて経験する長いトンネルに入ったような気持ちだ。 |
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終
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Ken & Merry's Second Life
